2008.08.18 Monday
8月2日のこと。
日本一の頂、富士山に今年も登ってきました。
富士山は、山登りを始めるきっかけとなった山。
それから毎年、恒例行事として富士登山に挑戦してきています。
1度登れば十分と思いがちなのですが、そうでもない。
漂う空気が違い、景色の変化にどきどきし、登っているときの自分の感覚が敏感になる・・・。
毎回登るたびに感じることが変わって
そこがまた魅力なのだと思うのです。
今回は、初めて登ったときと同じ、須走口からの登頂を目指します。
須走口の魅力のひとつは、登り始めの六合目付近までの雑木林。

時折、雲の切れ間から強い日差しが差し込むものの
緑のトンネルで和らいでとっても心地よいのです。
もちろん、霧掛かったしっとりとした空気の中を歩くのも
気持ちがいいもの。
徐々に樹林が途切れてきて、溶岩エリアが顔を出してくる、
その変化も見物なのです。

森林限界付近になると、傾斜も増してくるし、空気の薄さをそれとなく感じてくる頃。
日差しも強くなってきて、休憩も楽しみのひとつになってきます。
山小屋では、もちろん焼印を金剛杖に押してもらいます。

もちろん、水や食べ物、いろいろなものが手に入る場所でもあります。
日本一高い観光地だから、富士山価格なのも許せます。

でも、いちばんうれしいのは、座る場所。
座ろうと思えば、どこでも座れるのだけど、不思議なもので椅子に座ると
ぐた〜っと落ち着けるのです。
そして、甘いお菓子と飲み物で至福のひとときを過ごします。

七合目以降はどんどん厳しさを増す傾斜。
くねくねとカーブした道のりは、果てしない。
でも、「死」や「苦行」のイメージばかりが連想された初めてのときに比べて
今回は、1歩1歩頂上に向かって着々と歩んでいる自分に
楽しさすら覚えます。
そして、本八合目。
日も暮れてきて、雄大な夕焼けが広がります。

秒を追うごとに、茜色が強くなり、あっという間に空が夜の色に変わる。
夜が広くて深いのを実感する瞬間。
日が沈んだのを見た後は、日が昇る瞬間を捉えに向かうのです。
毎日、毎日、日は昇って落ちるのに、ここでは特別に感じるのが不思議。
でも、普段の生活で、この尊いできごとに
振り返ることがないだけなのだとも思うのです。

ご来光は、頂上手前で。
沈む日と、昇る日の色が違います。
力を秘めているような鮮やかな黄色。
日が差し込んでくると、周りの空気が一気に暖まってきます。
須走口からのルートはどこからでもご来光を臨めるとあって
慌てて頂上を目指さなくてもいいところも素敵です。
ゆっくりと日が昇る様子を眺めて、頂上へ足を進めます。
頂上は暑いくらいの日差しの強さ。
これまでの経験からすると、
凍えるようなひどい寒さを想定していたのですが
とんでもない。半袖でOKなほど暑い。
こうなると、無防備になれるもので、一気に眠気が襲ってきました。
4回の富士登山の中で初めての経験。
山頂での昼寝。
連日の終電帰りで寝不足だったのを、ここで一気に解消するかのごとく
1時間以上、爆睡。
夢も見ず、酸素の薄さも気になりません。
気持ちいい程深く眠りました。
それもそのはず、その場所は夢の中のような天空。
なかなかこんな経験できません。

おかげで、お鉢巡りすることもなく、写真を撮影するのに熱心になることなく
頂上で昼寝したことに大満足して下山路に。
実は、最近ずっと頂上で何をして過ごしたら素敵か、を考えていたのです。
素敵なことのひとつとして、昼寝を挙げていたのですが
下山の時間とか天候とかを思うと、無理だな〜と思っていました。
しかし、思わぬ場所で現実となりました。
今回、とても幸運だったのだな〜と、ドカタ焼けをした首周りや腕をみると
実感するのです。
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日本一の頂、富士山に今年も登ってきました。
富士山は、山登りを始めるきっかけとなった山。
それから毎年、恒例行事として富士登山に挑戦してきています。
1度登れば十分と思いがちなのですが、そうでもない。
漂う空気が違い、景色の変化にどきどきし、登っているときの自分の感覚が敏感になる・・・。
毎回登るたびに感じることが変わって
そこがまた魅力なのだと思うのです。
今回は、初めて登ったときと同じ、須走口からの登頂を目指します。
須走口の魅力のひとつは、登り始めの六合目付近までの雑木林。

時折、雲の切れ間から強い日差しが差し込むものの
緑のトンネルで和らいでとっても心地よいのです。
もちろん、霧掛かったしっとりとした空気の中を歩くのも
気持ちがいいもの。
徐々に樹林が途切れてきて、溶岩エリアが顔を出してくる、
その変化も見物なのです。

森林限界付近になると、傾斜も増してくるし、空気の薄さをそれとなく感じてくる頃。
日差しも強くなってきて、休憩も楽しみのひとつになってきます。
山小屋では、もちろん焼印を金剛杖に押してもらいます。

もちろん、水や食べ物、いろいろなものが手に入る場所でもあります。
日本一高い観光地だから、富士山価格なのも許せます。

でも、いちばんうれしいのは、座る場所。
座ろうと思えば、どこでも座れるのだけど、不思議なもので椅子に座ると
ぐた〜っと落ち着けるのです。
そして、甘いお菓子と飲み物で至福のひとときを過ごします。

七合目以降はどんどん厳しさを増す傾斜。
くねくねとカーブした道のりは、果てしない。
でも、「死」や「苦行」のイメージばかりが連想された初めてのときに比べて
今回は、1歩1歩頂上に向かって着々と歩んでいる自分に
楽しさすら覚えます。
そして、本八合目。
日も暮れてきて、雄大な夕焼けが広がります。

秒を追うごとに、茜色が強くなり、あっという間に空が夜の色に変わる。
夜が広くて深いのを実感する瞬間。
日が沈んだのを見た後は、日が昇る瞬間を捉えに向かうのです。
毎日、毎日、日は昇って落ちるのに、ここでは特別に感じるのが不思議。
でも、普段の生活で、この尊いできごとに
振り返ることがないだけなのだとも思うのです。

ご来光は、頂上手前で。
沈む日と、昇る日の色が違います。
力を秘めているような鮮やかな黄色。
日が差し込んでくると、周りの空気が一気に暖まってきます。
須走口からのルートはどこからでもご来光を臨めるとあって
慌てて頂上を目指さなくてもいいところも素敵です。
ゆっくりと日が昇る様子を眺めて、頂上へ足を進めます。
頂上は暑いくらいの日差しの強さ。
これまでの経験からすると、
凍えるようなひどい寒さを想定していたのですが
とんでもない。半袖でOKなほど暑い。
こうなると、無防備になれるもので、一気に眠気が襲ってきました。
4回の富士登山の中で初めての経験。
山頂での昼寝。
連日の終電帰りで寝不足だったのを、ここで一気に解消するかのごとく
1時間以上、爆睡。
夢も見ず、酸素の薄さも気になりません。
気持ちいい程深く眠りました。
それもそのはず、その場所は夢の中のような天空。
なかなかこんな経験できません。

おかげで、お鉢巡りすることもなく、写真を撮影するのに熱心になることなく
頂上で昼寝したことに大満足して下山路に。
実は、最近ずっと頂上で何をして過ごしたら素敵か、を考えていたのです。
素敵なことのひとつとして、昼寝を挙げていたのですが
下山の時間とか天候とかを思うと、無理だな〜と思っていました。
しかし、思わぬ場所で現実となりました。
今回、とても幸運だったのだな〜と、ドカタ焼けをした首周りや腕をみると
実感するのです。
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